スポンサーサイト
- --/--/--(--) -
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
最近読んだ本
- 2009/10/31(Sat) -
香山リカ著 「しがみつかない生き方」
香山リカ_しがみつかない生き方
著作紹介から
平凡で穏やかに暮らせる「ふつうの幸せ」こそ最大の幸福だと、今、人々はやっと気がついた。雇用、医療、介護など社会のセーフティネットは重要だけれど、自分の外に求めるだけでは、人生はいつまでも満たされない。「ふつうの幸せ」を手に入れるには、「私が私が」という自慢競争をやめること。お金、恋愛、子どもにしがみつかないこと。物事の曖昧さ、ムダ、非効率を楽しむこと。そして他人の弱さを受け入れること―脱ひとり勝ち時代の生き方のルールを精神科医が提案。

今の時代、勝ち組とか負け組みとか・・・そういう言葉自体好きではないのだけれど・・・そんな競争至上主義にふりまわされて、大切なものを失っているように感じる。心が痩せていく気がする。
目的を持って前にすすむことは大切。でも、自分を必要以上に追い込まない。他人を蹴落とさない。
今ここに、こうして自分がいられることに感謝して淡々と・・・これが私の生き方かななんてちょっと振り返ってみました。最後はやっぱり心なんですよね。



スポンサーサイト
この記事のURL | 積ん読?読ん読? | CM(0) | ▲ top
「とめはねっ!」
- 2009/06/16(Tue) -
コミック界で珍しい「書道マンガ」・・・マイナーな書道がマンガの題材になるなんて思ってませんでした。
河合克敏さんの連載マンガ「とめはねっ! 鈴里(すずり)高校書道部」。
話には聞いていましたが。
教室の生徒さんに「面白いから読んでみてください!」とすすめられ。
とめはねっ!
かなり面白いです!!
私、マンガを読むのは○十年ぶり!で・・・最近は電車の中でも、だいの大人がマンガを読んでる姿をよく見かけ・・・内心あまりカッコイイ姿ではないと思っていましたが。
高校の授業でもちょっと紹介しようと持って出かけ・・・電車も空いていたので、ついついマンガを開いてしまいました!通勤に1時間ちょっと。それはもう、先が読みたくて読みたくて一気に一冊読破。
電車の中ではマンガは読まない(何十年もマンガは読んでませんでしたが)という自分の中のルールをいとも簡単に破ってしまいました~。

廃部寸前の書道部が、盛り上がり、活気付いていく・・・と言っても鈴里(すずり)高校書道部は部員が5人ですが。
メンバーも会話も面白く、書の基礎知識もしっかり書かれていて、今話題のROOKIES [ルーキーズ] にも負けない青春マンガだよ~!とひっそりとエールを送っています。
第4巻で「書の甲子園」を目指すのですが・・・実際、この「書の甲子園」のレベルの高さはハンパではなく・・・私達大人も目を見張る素晴らしさです。
書の甲子園
↑コレは今年の「書の甲子園」用のパンフレット。ページをめくれば凄い!と思わず言葉が出てしまうような作品がいっぱいです。これを目指す高校生はこの夏休みに猛練習をするのでしょう。

先日、授業をしていたら一人の生徒が「書道の授業を受けていて書がとても面白くなってきて、中学でやめてしまった書道塾にまた行き始めました!」なんて嬉しい言葉を聞きました。
こうして見直されて、もっともっと書に親しむ人が増えるといいですね。

 現実の世界では子供たちの数も減ってきて、学習塾優先ということもあってか、「書道離れ」が激しいです。でも、このマンガの彼らはとても生き生きとエネルギーに満ちていて・・・これを読んで、書の世界に興味を持つきっかけになってくれたらと期待してしまいます。
この記事のURL | 積ん読?読ん読? | CM(2) | ▲ top
「きのね」宮尾登美子著
- 2009/03/17(Tue) -
新学期が始まるまでのほんの束の間、自由な時間ができるので、この時期は積ん読状態の本を濫読です。

宮尾登美子著「天璋院篤姫」を読んでから、「宮尾登美子読破!」のつもりだったのに・・・

歌舞伎に興味を持ち始めた私・・・宮尾登美子著「きのね」でちょっと内側を覗いてみました。
「きのね」宮尾登美子著

行徳の塩焚きの家に生れた光乃は、当代一の誉れ高い歌舞伎役者の大所帯へ奉公にあがった昭和八年、光乃は十八歳。
病癒えて舞台復帰後間もない当家の長男、雪雄付きとなる。使いに行った歌舞伎座の楽屋で耳にした、幕開けを知らせる拍子木の冴えた響きに心打たれ……。
涙し、耐えながら雪雄に仕える光乃の姿は、献身と忍従そのもの。
一門宗家へ養子に行く雪雄につき従い、戦中の、文字通り九死に一生の苦難をも共に乗り越えた光乃。続く戦後の混乱期、雪雄の子を宿していると気づいた光乃の、重い困惑と不安……。健気に、そして烈しく生きた、或る女の昭和史。

歌舞伎を追い続け、歌舞伎に身を捧げた壮絶な人生を垣間見て、また陰になり共に歩んだ光乃の人生にも迫るものがありました。
十一代目 市川団十郎がモデルになっているそうです。
天下の美男「海老様」と呼ばれていたらしいのですが、かなり遅れてきた歌舞伎ファンには悔しい思いだけが。一度観てみたかった~。なにしろ「市川団十郎Wikipedia」に載っている写真を見てみると・・・「きのね」を読んだ後だけに、なおの事お芝居を一度だけでもという気になってしまいました。
それならば・・・次の歌舞伎は十二代目市川団十郎さんを・・・白血病を克服し血液型も変わってしまったという団十郎さんのお芝居を観に行こう!
この記事のURL | 積ん読?読ん読? | CM(0) | ▲ top
『悩む力』 姜尚中(かんさんじゅん)著
- 2008/12/24(Wed) -
だいぶ前に『悩む力』 姜尚中(かんさんじゅん)著を読みました。
感想を書こうと思いながら日が経ってしまい・・・
いい記事をみつけました!ご本人のインタビュー記事貼り付けておきますので興味がわいたら読んでみてください。

プロ論  姜尚中さん

あわせて読んだもの
「人生のほんとう」池田晶子著
「14歳からの哲学」池田晶子著
この記事のURL | 積ん読?読ん読? | CM(2) | ▲ top
「クライマーズ・ハイ」 横山秀夫著
- 2008/05/22(Thu) -
今夏、映画上映される「クライマーズ・ハイ」
横山秀夫著「クライマーズ・ハイ」

山崎豊子「沈まぬ太陽」ー御巣鷹山編ーと同じく、1985年の日航機事故を題材にした小説。

群馬県の地元新聞社北関に勤務する記者悠木を中心に人間ドラマが展開される。
新聞社という特別な職場を垣間見ることができ、今まで何気なく読んでいた新聞の記事の最後にある記者名までひろって読むようになった。
上手くいえないが、新聞の使命・・・伝えるべきことは何かを考えさせられた。
毎日めまぐるしく事件や事故を追い記事にする中での激しい口論や、伝えるべきことへの自己主張と執着には鬼気迫るものが伝わってくる。
新聞報道で死を目の前にし記事にするとき、命の尊さは平等で比べることはできないのに、人の命の重さと軽さというものがあるというのは何かやりきれない気持ちにさせられた。
また、悠木が直面する様々な苦悩や問題のなかにはギクシャクした家族とりわけ子供との絆もテーマになっている。そして友人の「下りるために登るんさ」の言葉の真の意味を自身に問いかけながら、果たせなかった友人との山登りの約束と、その友人の行動の謎を探っていく。
日航機事故だけでなく、いろいろなテーマが含まれていながらも、一つ一つが心に迫ってくる。
すべてが「命」に結びついていく。
記者として興奮を抑えられない大きな事故でも人の死であり、小さな事故でもやはり人の死。
報道にとっての重い命と軽い命が存在する・・・そのことに慣れてほしくないと感じた。。。。

横山秀夫著
「半落ち」は映画も良かったですね。
その他もおすすめです。
この記事のURL | 積ん読?読ん読? | CM(0) | TB(0) | ▲ top
「沈まぬ太陽」 山崎豊子著
- 2008/05/19(Mon) -
沈まぬ太陽_山崎豊子著

 許されざる不条理に立ち向かい、それを書き遺した山崎豊子さんの5巻から成るアフリカ編・御巣鷹山編・会長室編の「沈まぬ太陽」は、心が締め付けられるほど辛く悲しい思いになったり、心の底から憤りを憶えたりしながら読み終えた。

航空会社の労働組合委員長に無理矢理させられ・・・委員長になったからには責任を全うしようとして「空の安全」を求め、会社側と真っ向から闘ったために、その報復としてカラチ、テヘラン、ナイロビと10年にわたり職場をたらいまわしにされる。
 そして、誰もが鮮明な記憶として残っている520人の犠牲者を出した「史上最悪のジャンボ機墜落事故」の綿密な取材は、文章から犠牲者の無念の思いや遺族の悲しみが、ドキュメントタッチでぐいぐいと心をえぐるように伝わってくる。
 航空会社の不正と乱脈、政官財の癒着、利権をめぐる争いは、人間の醜さを露わにし怒りを感じずにはいられない。
 全編を通して、主人公の恩地元さんの不条理を許さず戦い続ける強い信念と、人間の誇りを捨てずに生き続ける精神力に大きな力を感じさせられた。
 この小説に登場する魑魅魍魎の面々は、腐りきった精神で己の利益と名誉のみを追求し・・・喉元過ぎれば・・・という感じで、懲りずにまた私利私欲を満たすため陰で動いているのではないだろうか?
この記事のURL | 積ん読?読ん読? | CM(0) | TB(0) | ▲ top
宮尾登美子著「天璋院篤姫」
- 2008/03/04(Tue) -
今年のNHK大河ドラマは「天璋院篤姫」ですね。
激動の幕末を徳川家のために生き抜いた篤姫の波乱万丈の生涯を描いたもの。
歴史小説は苦手なんですが一気に読みました。

天璋院篤姫

あらすじ
18歳で藩主斉彬(なりあきら)の養女となった篤姫は薩摩島津家分家に生まれた学問好きの姫だったが、その才覚、器量を見込んだ斉彬は、篤姫を13代将軍家定の正室(御台所)として江戸城に送り込んだ。
形ばかりの結婚に耐え、病弱な夫を支え、将軍御台所として大奥三千人を見事に統べる篤姫には、養父斉彬の蜜命が・・・。
家定の急死で天璋院篤姫となり、継嗣をめぐる幕府内の対立、養父斉彬の死。
篤姫は、家定との結婚が斉彬の遠大な野望であったことを知り慄然とする。天璋院となった後も総帥として大奥を統べ、皇妹和宮の降嫁、大政奉還等、激動の幕末を徳川家の人間として徳川宗家のために生き抜いた篤姫の偉大な生涯を描いた。

今までNHK大河ドラマってほとんど見たことがありませんでしたが・・・(だいたい私にチャンネル権はないのです)・・・というよりあまりテレビに執着してないのでテレビがついてたら見るような感じで・・・でも!ちょうどドラマも始まったばかりだし「日曜8時は譲らないわよ!」ということにして観てみようかなと思います。

皇妹和宮が出てきたところで「そうだ、何十年も前にたしか有吉佐和子著『和宮様御留』を読んだ記憶が・・・」と思い出し再読。
和宮様御留


この記事のURL | 積ん読?読ん読? | CM(2) | TB(0) | ▲ top
魂萌え! 桐野夏生著
- 2007/10/05(Fri) -
「魂萌え!」
桐野夏生「魂萌え!」
NHKのドラマにも映画にもなっているようですが、どちらもまだ見ていません。
原作は・・・あまり・・・

 どこにでもありそうな一家だけど。。。夫の隆之が突然63歳で逝ってしまった。残された妻の敏子は59歳の平凡な主婦。。。平凡な主婦だけど、今時そんな感じの主婦っているの?という印象。年代が違えば専業主婦といっても違ってくるのでしょうけれど。
この敏子の行動が、場合が場合とはいえ現実的ではないような気がして。そんなに簡単に初対面のひとを信用するかしら?と。
夫の死と向き合い、現実と向き合っていくうちに自己主張していく様子はちょっと興味深く、文庫本の上・下巻 一気に読んでしまったけれどあまりいい印象は残らなかった。
この記事のURL | 積ん読?読ん読? | CM(2) | TB(0) | ▲ top
「プリズンホテル」浅田次郎著
- 2007/08/27(Mon) -
久々の読書がこれである!こんなふうにページは始まっている。。。

奥湯元あじさいホテル館内のご案内
ご注意
一、情報収集には万全の配慮を致しておりますが、不慮のガサイレ、突然のカチコミの際には、冷静に当館係員の指示に従って下さい。
一、客室のドアは鉄板、窓には防弾ガラスを使用しておりますので、安心してお休みください。
一、破門・絶縁者、代紋ちがい、その他不審な人物を見かけた場合は、早まらずにフロントまでご連絡下さい。
一、館内ロビー・廊下での仁義の交換はご遠慮下さい。
                                                       支配人
お客人 各位


なにこれ?どんなホテル??どんな小説ヨ!?と思ってしまう。
私は映画でも小説でも任侠もの・極道ものは殆んど見ない。そっち関係の知り合いももちろんいない。
頭に浮かぶのは岩下志摩や夏目雅子の「なめたらいかんぜよ!!」という台詞くらいで。
しかし・・・これはかなり雰囲気が違う。面白おかしくてふざけたカンジだけど泣かせる。
登場人物があったかい・・・木戸中蔵親分も木戸孝之介先生も支配人も板長も、みんなみんな会ってみたくなる。巷ではプリズンホテルと呼ばれていても、一度泊まったら必ずまた行きたくなるような・・・珍客ばかりが集まる温泉宿での大騒動に巻き込まれてみたくなる。
中蔵親分の経営するホテルは最高!

夏から始まり秋・冬・春の全四巻。オススメ!
プリズンホテル浅田次郎著

この記事のURL | 積ん読?読ん読? | CM(0) | TB(0) | ▲ top
「大地の子」山崎豊子著
- 2006/06/11(Sun) -
先日、銀座の「現代の詩歌と書の世界」展に行ってきましたが、日中の文化人の作品も同時に展示されました。その中に中国の朱旭さんの作品もありました。あの「大地の子」の朱旭さんです。
そして再読。

戦争を知らない私にとって、戦争の犠牲になった中国残留孤児の日本での肉親探しのニュースを聞いていても実際身近にそういう人がいるわけでなく…ニュースとして聞き流していた様に思う。しかし、この小説を読んで、そして3年もの取材をしたという話を聞いて・・・しかもその取材は故胡耀邦総書記との会談が実現して、理解・決断されたからだという。政治体制の違いや環境の違い等々様々なことで想像をはるかに超える取材であったと思う。
この「大地の子」を読んでいると幾度も胸をしめつけられ、辛く悲しい想いがこみ上げてくる。
残された子供達、そして連れて帰って来れなかった親達の気持ちは怒りの涙となって流れ続けているだろう。
一心は日本の父と再会したが、考えに考え、苦しみぬいて大地(中国)に残る決意をする。
それもやるせなく、ぶつけようのない怒りや戸惑いと悲しみと…様々な言いようのない想いを押し隠しての決断だったのだと思う。
戦争に翻弄され、文化大革命の犠牲になった陸一心、人間らしい生き方をさせてもらえなかった一心の妹…戦中から戦後そして日中国交正常化から今まで…激動の中を生きてきた残留孤児の人生を垣間見て、戦争に対して激しい怒りを覚えた。
山崎豊子著「大地の子」

この記事のURL | 積ん読?読ん読? | CM(0) | TB(0) | ▲ top
| メイン | 次ページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。